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トラベルガイド

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パスポートとVISA

海外旅行へ行く際に必ず用意するパスポート。すでに持っている方も、有効残存期間が6カ月間あるかどうか確認しておきましょう。インド旅行へはビザの取得が必須。パスポートの未使用査証欄が足りているか確認しておきましょう。

【観光旅行の3種類の取得方法】

一般ビザ :東京のインド大使館・大阪のインド領事館で申請する。
Eツーリストビザ(e-tourist VISA):インド空港で到着時に発行されるビザ。出発の4日以上前に専用webサイトから申請。プリントアウトした紙を持参しなければならない。
アライバルビザ(VISA ON  ARRIVAL ):事前申請の必要はなく、インドの空港に到着してから現地の空港で申請・発行される。

*情勢などにより内容が変更することがあります。詳細はインド大使館・領事館のホームページでご確認ください。       

気候と服装

インドの季節は、夏季(4~6月)雨季(6~9月)乾季(10~3月)の3つに大別されます。暑い国というイメージのインドですが、国土の面積が広く標高差も大きいため、地域によりベストシーズンは異なります。シーズンと目的地別に服装の準備をしましょう。

【夏季(4~6月)】

2月頃から徐々に暑くなり始め、4~5月には平均最高気温は40℃を超え、日によっては50℃を超えることもあります。直射日光と熱風の暑さから肌を守るために、露出しない衣類と体を覆うようなストールがあると助かるでしょう。

【雨季(6~9月)】

モンスーンの影響で一年の降雨量のほとんどがこの時期に集中し、平均気温は30℃を超えます。湿度が高いため通気性の良い素材で、気軽に着替えができるような衣類を準備しましょう。

【乾季(10~3月)】

デリーなどの北部の街では、日中の平均気温が20~30℃前後。朝晩は冷え込みが厳しくセーターなどが必要になることもあります。一方、南部では夏の暑さが弱まり過ごしやすいです。観光には格好の季節です。

*平均気温が30℃以上の季節でも、空港・鉄道・ホテルなどでは冷房完備のため薄手の長袖を持参することをお勧めいたします。

*観光地を巡る際、徒歩での移動がありますので履き慣れた靴のご用意をお勧めいたします。

●持ち物

【必須アイテム 】

パスポート・現金・航空券・携帯電話・国際キャッシュカードやクレジットカード・各バックの鍵

【便利アイテム】 

携帯電話充電器・持参の電気機器使用のため変換プラグや変圧器・カメラ・筆記用具・マスク・薄手の長袖・常備薬・ポケットティッシュ・ウエットティッシュ・携帯用ハンドソープ・日焼け止め・帽子・サングラスなど

【経済的ホテルや施設利用をお考えの方アイテム】

トイレットペーパー・虫よけスプレー・洗濯バサミ・石鹸・ビニール袋など

*なぜトイレットペーパーが必要なのか?

インド式トイレは和式トイレに似ており、しゃがむタイプ。インドでは、用を足したあとに水で洗い流します。トイレにはバケツやカップのような容器が置いてあり、壁には水道の蛇口が付いています。まず左手を使ってお尻を洗い流したあと、もう1杯水を汲んで左手を洗い浄めます。インド式のやり方に抵抗を感じるならば、各自でペーパーを用紙し、使用後のペーパーは流さず自分で処理します。手洗い所で持参のハンドソープで手洗いします。空港・市街地の観光客が利用する施設などでは、洋式トイレでトイレットペーパーやハンドソープが完備されていますが、広大な国土を移動するためポケットティッシュや携帯ハンドソープがあると便利です。

●トラブル対策

広大な国土と人種のるつぼのインドでは、トラブルはつきもの。トラブルに遭わないように常に気を引き締めて行動しましょう。正確な列車時刻に慣れている日本人ですが、海外旅行では数時間の列車・バスの遅れや渋滞などは当たり前です。突然の待ち時間でも、緩やかなインドの時の流れとして楽しむ余裕を持ちましょう。常識範囲の防犯対策を心がければトラブルにつながりにくいですが、万が一のトラブル・病気やけがになった時のことを考えて、必ず海外旅行傷害保険へのご加入をおすすめいたします。

【トラブル対策ポイント】

・飲み水 

インドの水はミネラル分を多く含む硬水のため、日本人はお腹を壊しやすいです。水道水は完全に消毒されていない場合が多く、コレラ・赤痢などの伝染病の原因ともなるので、ミネラル・ウォーターを飲用してください。フレッシュジュースやラッシーなどにも水道水が使われている可能性があるだけでなく、入っている氷にも注意が必要です。

・日射病・熱射病 

夏季や雨季のインドは日差しが強いだけではなく、50℃近くまで気温が上昇することもあります。帽子や日焼け止めだけではなく、直射日光と熱風の暑さから肌を守るために、露出しない着脱簡単な衣類や通気性のよい衣類を準備してください。また、過密なスケジュールで体調を崩しやすくなっているため、少しでも体調がすぐれないときは「一部の観光を中止する」などの心持ちがあるといいでしょう。

・下痢

多くは食べ物や飲み物に注意すれば防げます。生水・氷だけではなく、火の通っていない料理・サラダや生野菜は要注意。油が多くスパイシーなインド料理は、刺激が強く胃腸を壊しやすいです。あまりにも症状がひどく、長引くようであればコレラなどの細菌性下痢や食中毒、赤痢などを疑い、すぐ医師の診察を受けましょう。

・マラリア 

5~8月頃、高温地帯で蚊が媒介となって伝染します。高熱・悪寒・頭痛・嘔吐・関節痛などの症状があります。悪性の場合は意識障害やショック状態を引き起こすこともあります。蚊に刺されないように注意することがいちばんです。宿泊部屋の窓を閉め、虫よけスプレーの使用・夜間の外出時は露出の少ない衣類の着用をしましょう。

・狂犬病 

狂犬病ウイルスに感染した犬や猫に咬まれて感染します。一度発病したら100%死ぬといわれているので、野良犬には絶対に近づかないでください。狂犬に咬まれたら、傷口を消毒し3日以内に病院でワクチンを受けます。ワクチンは、その後も数カ月にわたり数回打つ必要があります。旅行前に予防接種を受けることもできます。

・スリ・置き引き

鉄道・バスなど長距離を移動する乗り物内で発生することが多く、目を離し・気を取られる瞬間に発生しやすく、出発直後・到着間際は要注意。インド旅行者は、防犯対策として旅行鞄に鍵を取り付けています。

・睡眠薬強盗

親切を装い睡眠薬入りの食べ物・飲み物をすすめ、旅行者が気を失っているうちに現金などを盗みます。他人からすすめられた物は絶対口にしないよう気を引き締めましょう。

・麻薬を巡るトラブル 

インドでは麻薬が出まわっていますが違法です。所持しているだけで犯罪者として処罰を受けます。日本と違い不衛生で秩序のない受刑所では人権はありません。一生を台無しにしないために、安易な気持ち・飲酒・その場の雰囲気に流されない心持ちが必要です。

・交通事故に巻き込まれたら

インド独特の交通事情で道路横断時などは要注意。万が一事故に巻き込まれたら、救急車・警察・海外旅行傷害保険会社へ連絡しましょう。


・渡航自粛が求められている地域

日本政府外務省が「渡航延期勧告」「注意喚起」を促す地域へは渡航しないでください。情勢や治安は常に変化していますので、旅行前には必ず状況を確認してください。

【トラブルに遭わないためのご案内】

・不必要な現金は持ち歩かない。むやみに人前で現金をちらつかせない。現金や貴重品は小分けにして保管する。貴重品袋に入れて肌身離さず持ち歩く。

・荷物管理を厳重にする。鞄はファスナーを自分の方に向け、目の届く範囲で持つ。レストランや乗物の中などでは、隣の椅子に置かず膝の上に置くようにする。側面開閉ファスナー付きリュックには貴重品を入れないか、使用を控える。

お金を持っていると思われやすいキラキラ光るアクセサリーや目立つ服装は慎む。
女性は肌を多く露出しない国なので、タンクトップ・ミニスカートなどの格好は目立つ。上半身はTシャツ、下半身はロングパンツ・ロングスカートなどがおすすめ。
女性は、女性専用の鉄道車両・バスシート・切符販売窓口を利用する。
ホテル滞在中に部屋をノックされた場合は、ホテルのスタッフであっても気軽に室内へ入れない。馴れ馴れしい男性には、毅然とした態度を取る。
深夜から早朝は人通りが少なく、野良犬に遭遇しやすいため外出はひかえる。
警察官や医師などを含む犯罪手口やグループによる犯罪手口が横行している。単独行動や経済的ホテル・施設を利用時には、特に注意がいる。
生き物を大切にするお国柄、動物を邪険に扱ってはいけない。特にヒンドゥー教では牛は神聖な動物と考えられている。
宗教上の理由から結婚前の女性は大切にされている。男性から女性に触れる・話しかけるとトラブルのもとになるので、インド人女性に対するマナーに配慮がいる。
貧富の差が激しいインドには、バクシーシ(喜捨)をねだる物乞いの姿を見かける。勝手に道案内をしてバクシーシを要求する者もいる。その場の状況や相手などによって柔軟に対応する。しつこい相手でもけっして暴力はふるわな

い。

経済発展のため物価上昇が著しく、ブランド品やガソリン代などは日本より高額な場合があること、日本と同様の観光地料金や外国人料金があることを理解しておく。高級店・レストランでのマナーに気をつけがいる。
格安だからといって安易にランクの低い施設や乗り物を選ばない。
一部の高速道路のジャングル地帯は強盗が出没する。信頼できるドライバーの注意喚起は守る(低ランクや無謀なプランでトラブルに遭う旅行客がいる)。
インドルールのチップを適正に支払う(トラブル回避の上手な旅行客は、適正価格より少し多めに支払っている)。
インドの習慣・常識を理解して行動に心がける。

●インドの習慣とマナー

インドには宗教に関連した習慣が多く、日本の習慣が失礼な行為にあたることもあります。寺院参拝時や食事のマナーには配慮しましょう。

【挨拶】

胸の位置で両手を合わせて〝ナマステ″と言うのがインド全土共通の挨拶です。

【左手は不浄の手】

ヒンドゥー教では左手は不浄の手。トイレで用を足した際のみに使用されます。食事や握手などは右手を使います。

【食習慣ごとのレストラン】

インドは、宗教などによって特定の食べ物を口にしない人が多い。ヒンドゥー教徒は牛肉、イスラム教徒は豚肉、ジャイナ教信者は菜食主義者。ベジタリアンとノン・ベジタリアンでスペースを分けているレストランがあり、ベジタリアン専用店もあります。ノン・ベジタリアン店では牛肉や豚肉は使用せず、鶏肉や羊肉を利用するレストランが多いです。言動には気を付けがいります。

【チップ】

受けたサービスの質に応じて金額を決定しましょう。

【寺院見学のマナー】

宗教により少しずつ異なりますが、どの寺院を参拝する際もタンクトップ・短パンのような肌を露出する服装は避け、入口で履物を脱ぐのが原則。寺院内での飲食・喫煙は禁止。写真撮影・異教徒の参拝を禁止している寺院もあります。ヒンドゥー教・ジャイナ教の寺院は牛革製品の持ち込みを禁止、シク教・イスラム教のモスクは頭部をスカーフなどで覆わないと入場できないところもあります。

【カースト制度】

カーストに対するインド人の考え方は多様で、旅行者が興味本位でインド人にカーストをたずねるのは避けましょう。安易に話題にしないのがベストです。

【喫煙】

公共の屋内は禁煙。違反すると罰金が科せられます。店先に灰皿が設置されている場所は喫煙してよいでしょう。

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